2019年3月9日土曜日

デザインとは…こういうことなのか…

デザインする…なんてことをしようものなら…
自分の才能にホトホト…限界を感じます。才能もないなら、根気もない。所詮、この程度な当店のホームページトップ。
思い描いたのは、もっとおしゃれな垢抜けたものなんですが、中途半端なこだわりだけじゃダメですねぇ…ローカル感が丸出し。そりゃそうでしょ、当店は地方のローカルな個人営業の自転車屋ですから…(^。^)


とあるお客様から…「丸八工機株式会社の27インチ・スタンドが欲しいのですが?」とのお問い合わせ…
ご指名です。ネットで調べた写真を見せていただきました。
よく見ると… この商品、「完成車モデル」と書いてある。当然ながら、資料を見ても単品販売は無いようです。

なんで、このスタンドがいいのか?聞かせていただいたところ…

スタンドの下の方、出っ張ったアール部分を踏みテコの原理で楽にスタンドが立てられる仕様のものですが、
スタンド本体へくっつけるアール部分の溶接の仕方が良いとおっしゃってました。これは完成車に付いているものを撮影した写真です。
よく見ると、アールの先端を本体に一体感を出すように溶接してあります。そう言われて、改めて見ると…本当にスタンドの一体感を感じます。

27インチのご指名で、そのスタンドの単品を探すのは困難なので…代わりのスタンドをご提案したところ、もちろんそのスタンドのことも調べておられまして…

他のメーカー様のスタンドはアール部分の溶接の仕方が違う…と。
踏むアール部分のパーツが、本体上下にペタペタッと溶接してあります。作業性は多分?良いんだと思いますし、機能性だって問題はないでしょう。
気にしなければ、何も変わらない両立スタンドです。
しかしながら…その部分を気にして並べてみると… なんとも丸八工機のスタンドの方が、良く見えてきた。
(丸八工機株式会社はブリヂストンサイクルの多くの車種に採用されているスタンドメーカーです。業界では当然の事ながら、有名…)


自転車業界を代表する2社のスタンドメーカー。今回、初めて気付いた加工方法の違い。
はずかしながら、今まで全然気にもしてなかった。
使えば一緒なんですが、お客様は丸八工機のスタンドの方が良いと言った。
そのこだわりがあるからこそ、完成した自転車が綺麗に見えるのだろうか…






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