2025年11月24日月曜日

ベルトのメンテはシリコーングリスで

 シリコーングリスは意外と便利です。

ブリヂストンのオリジナル商品「カーボンベルト」は、チェーンに比べてメンテナンスをほとんど必要としませんが…
全く必要ないと言えば、ウソになりますね。

写真は6〜7年ぐらい使い続けた電動自転車のカーボンベルトです。
肉眼ではベルトの消耗など確認できません。晴れた日ばかりでなく雨の日も使われてる自転車ですが、ひび割れ等も確認できませんので、優れた耐久性です。

しかしながら、その時の気象条件でペダルを踏み込む時にきしみ音が発生することがあります。

メーカーに聞くと、ブリヂストンが販売しているサイクルフィニッシュ(オイル)を差してください。との事ですが、感触的に、どうも解決した感じがしません。
何台も試していますが、一時的な感じがします…

ある日、以前から使っていた「シリコーングリ」を試しに少量つけてみました。

シリコーングリスの主な特徴

  • 幅広い使用温度範囲: マイナス50℃から200℃〜250℃程度の幅広い温度に対応できる製品が多く、低温でも硬くなりにくく、高温でも変色しにくいです。
  • ゴム・プラスチックへの影響が少ない: 石油系グリスと異なり、ゴムや樹脂(プラスチック)部品を侵す(劣化させる)ことがほとんどないため、これらの素材が使われている部分の潤滑に最適です。
  • 耐水性・撥水性: 水に強く、酸化安定性にも優れています。
  • 電気絶縁性・シール性: 電気を通しにくい性質や、密閉性を高める効果もあります。
  • 長期間の安定性: 酸化安定性や機械的安定性に優れており、長く安定した潤滑性能を維持できます。

通常のグリスのようにベタベタしません。ゴムの素材に対して優しい成分です。潤滑効果も永く持続しますし、走ってみて以前より軽やかな感じがします。

当店ではこのようにシリコーングリスをつけ、その後ペダルをグルグルと逆回転させれば全体に満遍なく行き渡るようになります。
表面にグリスが残ってる感じはないのですが、大抵の音なりは解消されます。

それでもつけすぎはダメですね。適量に…



0 件のコメント:

コメントを投稿