10月15日・16日とお店は臨時休業とし、東京で開催された「Japan Bike show 2025 有明GYM-EX」に行ってきました。第2回目となる自転車業界関係者だけのサイクルイベント(展示会)です。
新幹線に乗っての移動も久しぶりで「えっ、新幹線ってこんなに静かで振動がなかったかなぁ…」と、ワクワクの2日間でした。
大規模の展示会は久しぶりで、とても刺激になった〜と、率直な印象です。新しくできたであろう会場の雰囲気もよく、ゆっくりと商品を見学して回ることができました。
いくつものブースで商品の説明を聞かせてもらったので全てをこのブログで説明するのは大変なのですが、気になった商品を先ずは一つご紹介させていただきます。
「サカイサイクル」様のブースで展示したあった、EXEDY社の「Reloda」(リロダ)
フロントのクランクギヤの内部に金属のスプリングを仕込んで軽やかなペダリングを実現するよう設計されたパーツです。
是非とも専用サイトをご覧になってください。この商品のことが詳しく書いてあります。
商品開発のコンセプトは「ペダリング時の筋肉への負担を軽減する効果」が期待されます。さらに…神戸大学との共同開発で負担軽減の科学的根拠も実証されているそうです。
残念ながら展示会での試乗はありませんでしたが、面白い構造だと思いました。一度乗ってみたいですね。
是非とも上記のメーカー専用サイトをご覧になってください。
また、近年でもこの発想に似た商品は他社メーカー様より発売されています。(今回の展示会ではありませんでした。)
こちらのメーカー様のクランクは内部にシリコーン系のゴムが内蔵されており同じような効果を発揮するようですが、シリコーン自体の劣化が心配されていました。
専用のサイトには詳しいメンテナンスの事など書いていますので、参考にしてください。
海外のサイトでも似たような発想のフロントギヤは開発されていますね。
英語のサイトなので翻訳機能などを使って読んでみました。是非ご覧になってください。詳しく書いていますよ。
このパーツの主な説明として…
「簡単に言えば、ほとんどのフルサスペンションバイクでは、自転車がトラベルチェーンの長さの変化を経て移動するにつれて、ほとんどの場合、長さが増加します。そのため、ペダルを踏むと、チェーンリングとカセットの間のチェーンの張力により、バイクのサスペンションがスムーズに動きません。チェーンリングを足から少し離すことで、ペダルを踏んで荒いセクションを下るときにチェーンリングが前後に揺れ、よりスムーズなサスペンションアクションが可能になります。トレイルの分厚い部分をペダルで踏むときも、同じ効果は少ないです。」
海外サイトの翻訳機能で内容をコピペしていますので、多少文章が変ですが…
MTBのリヤサスペンションのキックバックによりチェーンのテンションが増加し、リヤサスペンションの動きが制約されてしまう(スムーズに動かない)現象をこのフロントギヤで補ってやる構造らしいのです。
この他にも、似たようなパーツはまだまだあるみたいですよ…自転車と言う乗り物のフロントギヤに工夫をする発想は時代を経て、さまざまな方向へ進化しているように感じました。
フロントギヤの内部に緩衝材を組み込む発想は昔からあります。詳しくは分かりませんが、1980年代ぐらいから発想自体はあるようですね。
しかしながら、どうも世の中に広まっていきません。
なぜなんだろう?と思いながら一日が過ぎたのですが、チャレンジするメーカーはいつの時代にも現れてきますね。
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